8/14(水) 和歌山毒物カレー事件 ※ネタバレあり
本事件は、1998年(平成10年)7月25日夕方に和歌山県和歌山市園部地区で開催された夏祭りにおいて、提供されたカレーライスに毒物が混入されていたことから、67人が急性ヒ素中毒となり、うち4人が死亡した毒物混入・無差別殺傷事件である
26年前の悲惨な事件でしたよね!年齢をさかのぼると16歳の出来事だったんだ!そんな痛ましい事件が映画になるとの事で昨日の仕事終わりに観に行ってきました。
Mommy マミー
二村真博 監督
被疑者(まだわからない)家族にスポットを当てた内容で、夫、息子、家族たちの、その後が描かれています。無実を訴えているその真相を知る事ができただけでも、観てよかったと思う映画だった。
この事件って
・犯行動機がない(無実を訴えているのでそもそも動機がない)
・物的証拠がない
というものです。
そして
一番印象的な描写がコチラ
なぜ人は正義を振りかざすのか?正義感って言葉や意味は素晴らしいものだけど、集団的な正義感は時に、真実を曖昧にしてしまうものでもあるのかな~って感じました。
ダメな事をしたかもしれない人に対して、人としてのモラルや道理を突き付けてしまうと、このような事が起きてしまう。フランスオリンピックでフランスの民度があーだこーだ言ってるけど、日本人も大した変わりないって思われてしまうよ。
最後に
監督が取材相手の車にGPSをつけて逮捕された。と流れるんだけど、真実を追い求めるのは正義かもしれない。でも、それをやってしまうとあなたも犯罪者と変わらない。
自分なりのオチがこの映画にはあった。
何よりも
林真須美、夫、その周りにいる人たち、のお金に対する執着心がすごかった。良い事をしてお金を稼ぐ。悪い事をしてお金を稼ぐ。どちらもお金が回ってくる事には変わりないな~って。ヒ素を自ら飲んで障害者になり保険金をもらうってなかなかクレイジーだよね。
皆さんもよかったら是非、観てみてください^^
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